来年秋開業を目指す 再生実施計画案を報告
小田原地下街の再生実施計画案がこのほどまとまった。実施計画案は2月1日に行われた建設経済常任委員会(木村信市委員長)で報告。2月13日(水)、14日(木)には市民説明会が実施される。
実施計画案は昨年6月に策定された「小田原地下街再生計画」をもとに市民や経済団体からの意見を加味し内容を検討、事業化に向けた指針を定めたもの。当初は12月までに策定される予定だったが、10月にまとめられた地下街再生準備会の意見を受けて検討が重ねられ、スケジュールがずれ込んだ。
実施計画案には再生計画で示された内容に加えイベント広場、タウンカウンターのスペース拡大や搬入用エレベーターの新設、防災センターの移設が新たに盛り込まれた。また錦通り側の階段・エスカレーターは地下街の再開と同時に供用開始が必須とし、改修工事の中で整備を進める。地下街は2014年1月に着工予定、施工には9カ月を要し同年秋頃の開業を目標としている。
委員会では小田原市から地下街に入るテナントについて現在市内外の80事業者と交渉を進めていることが明らかにされた。物販ゾーンでは全国規模で展開するナショナルチェーンにも出店を打診しており、今後出店に前向きな事業者と詳細をつめていくという。委員からの「テナントが見つからなかった場合賃料は下げるのか」という質問には「現段階では下げない」との回答がなされた。
市民説明会は2月13日(水)に市民会館6階第7会議室で、2月14日(木)は川東タウンセンターマロニエ3階集会室301で開催。時間はいずれも午後7時から9時まで。問合せは市街地整備課地下街再生係【電話】0465・33・1596。
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