神奈川県は10月16日、2013年度に把握した県内公立校におけるいじめ認知件数を公表した。小中学校は計6578件と、10年前の3・4倍に増加するなか、小田原市内では前年度から微増の89件だったことが市教育委員会への取材でわかった。
市内すべての公立小中学校では、国が義務づける「学校いじめ防止基本方針」を今年3月末までに策定した。認知すると速やかに対策を講じているほか、市教委でも市民の意見を取り入れながら「小田原市いじめ防止基本方針」の策定を進めるなど、市全体で対策に力を入れている。
一方、深刻なのは閉鎖的環境で行われる「ネットいじめ」。特定の個人をネット上で誹謗中傷するもので、急速に拡散しやすい。把握も難しく、件数はさらに増える可能性もある。
市教委は「携帯電話の扱い方指導や情報モラル教育など、未然防止に向けた取り組みが大切」とするが、具体策はないのが現状だ。
背景に実体験不足
NPO法人子どもと生活文化協会(市内城山)の顧問で、市教育委員長の和田重宏氏は近年のいじめについて、「問題解決能力の衰えや、人の気持ちに鈍感になっている教員にも原因がある」と指摘。自然の中で過ごす時間が減ったことによる実体験不足も要因とし、社会全体で野性味が失われていると不安視する。
また、不登校児などの支援に取り組んだ経験から、「火、水、塩と、『加減』を体得できる炊事は生きる力を養う場として最適。いじめにあった子は自信の回復が第一」と話した。
|
|
|
|
|
神奈川県警察官友の会社会全体の犯罪防止や治安維持に寄与し、民間の力を合わせて警察官を支援 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
お堀端のボリューミーなステーキ店【NEW OPEN!!】柔らかジューシーな特選&絶品ビーフを城下町小田原で堪能! |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|