全国的に甚大な被害をもたらした台風19号。県西地域でも、箱根町が10月12日の降水量が922・5ミリと観測史上最高記録を更新するなど、各地で暴風雨による被害が発生した。
小田原市では台風接近に備え、11日午前に災害対策本部メンバーが集まり、各部署の管轄する施設の準備状況などを確認した。災害発生前の打ち合わせは異例の対応だ。
12日午前7時に警戒レベル4(避難勧告・避難指示)を発令し、市内全小学校(浸水地域の矢作小を除く)など62施設の避難所を開設。台風が接近した午後8時の時点で、過去最多の6744人が避難した。
市によるとこの台風による人的被害は5人(負傷者)。狩川、山王川では溢水により蓮正寺・飯田岡などで床上・床下浸水が発生した。小田原駅構内の高さ約4・5メートルの「小田原ちょうちん」も強風により胴体が大きく破損。管理する市土木管理課では一旦取り外す方向で調整しており、状態を調査するという。
市では15日から、台風19号の被害にともなう「り災証明書等」の申請を市役所2階市民税課で受け付けており、相談窓口も開設している。
箱根町では、12日午後3時30分に大雨特別警報(レベル5)を発令。未曽有の雨量により土砂災害が頻発した。箱根登山鉄道では、大平台隧道付近と宮ノ下―小涌谷間で流れ込んだ土砂により線路が大きく損壊。同社では「近年では最大の被害。復旧まで数カ月かかる見込み」と話している。
湯河原町では、12カ所の避難所に過去最多の470人が身を寄せたが、大きな被害は報告されていない。真鶴町では、県立真鶴半島自然公園内の遊歩道が高波で壊れ一部通行禁止となっている。人的被害は報告されていない。
(10月16日起稿)
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