江戸時代、根府川に設けられていた根府川関所の証を後世に伝えようと「根府川関所の碑建立の会」(内田昭光会長)が根府川関所址(白糸橋近く)に石碑を建てた。4月18日、除幕式を開いて関係者に披露した。
石碑は小松石で、高さ約2m、幅約1m60cm。正面に「根府川関所址」と刻まれている字は守屋輝彦小田原市長によるものだ。除幕式には守屋市長、片浦地区の各自治会会長、地元住民や関係者ら約40人が参加し碑の建立を祝った。観光案内板のみだった場所に石碑が建てられ、守屋市長は「多くの人に根府川関所を知ってもらえれば」と語った。
後世に伝える証として
史料によると、根府川関所に常駐した役人の数は箱根関所に次ぐ規模で、江戸から出ていく女性を取り締まる女性役人「人見女」を置くなど、要衡として重要視されていた。また、平民の通行にも厳しい取り調べが行われ、片浦の村民は「守り村」として疑わしき人の監視役も果たしていたと伝えられている。
碑の建立は昨年、内田会長が顧問を務める、地元有志らの「ねぶ川里山を守る会」(廣井隆史会長)が活動の一環として計画。同会は、おかめ桜の植栽や白糸川七滝周辺の整備、根府川地区城郭遺構群の保存など、地域資源の保全・活用に尽力している。
根府川関所址は地域にとって貴重な財産でもあることから、「根府川関所の碑建立の会」を立ち上げて建立に向け進めていた。建立の費用は、地元の各自治会や関係者らの協力金などを充てた。
内田会長は「貴重な歴史財産もあり、豊富な自然に囲まれ景色や花なども楽しめる。今後は、さまざまな形で地域の良さを発信していきたい」と話した。
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