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旭区版 掲載号:2013年10月31日号 エリアトップへ

神奈川県国際研修センターの所長で、11月17日にイベント「センターデー」を開く 松本 マツノさん 中区在住

掲載号:2013年10月31日号

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世界のエネルギーが糧に

 ○…所長に就任して早半年。一大イベント「センターデー」の開催を間近に控え、準備にも熱が入る。「10カ国の文化が体験できるイベント。地域の方々にも楽しんでもらいたい」。海外生活の経験は豊富だが、このような役職は初めて。「所長なんてタイプじゃないけど、留学生たちの気持ちはわかってあげられる。肩書きにこだわらず、自分にできることから始めていきたい」と笑顔を見せる。

 ○…海外からの研修生や留学生を受け入れる同センター。現在は10カ国・41人の研修生や留学生がひとつ屋根の下で暮らしていて、自身も母親のような心境になることも。「『郷に入れば郷に従え』と言うけど、文化の違いは1、2年じゃ通り抜けられない。そんな戸惑いをフォローしてあげたい」と積極的に声がけするなど、彼らの生活をサポートする。「目標に向かって学業とアルバイトを両立するバイタリティには関心させられる」。発破をかけられることも多い。

 ○…教育関係の仕事に携わっていたが、あるとき電車で青年海外協力隊募集の中吊り広告を目にしたことを機に、30代から約20年間にわたり海外で生活した。協力隊として初めて赴いたのは、ペルーだった。現地の女性に家政を教えるボランティアだったが、彼女たちには圧倒された。「休みでも来てくれて、やる気がすごかった。本当にやりがいがあった」。パラグアイやボリビア、パナマ、ドミニカ共和国なども訪れたが、各国からエネルギーをもらってきた。世界を駆け回った時間はまさに「宝物」だ。

 ○…「仕事ばっかりしてきた」と笑う。海外で活動していたときは、24時間体制で万時に備えるなど常に頭の中は仕事のことだった。それでも、好きだから続けられたこと。世界をめぐって、わかったことがある。「世界は共通。わかり合えば、みんな一緒」。各国で受けたサポートやエネルギーを、今度はセンターの研修生や留学生に返す番だ。

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