県政報告 「平成29年度当初予算」可決 神奈川県議会議員(磯子区)あらい絹世
神奈川県の平成29年度当初予算案が、3月24日閉会の第1回定例会で可決されました。一般会計が1兆9402億円、特別会計が1兆2257億円など総額3兆2746億円となり、前年度当初予算に比べ2・8%の減。このうち一般会計は、過去最大だった平成28年度当初予算に比べ3・7%減り、4年ぶりの減少となりました。
これは、政令市の教職員負担が県から政令市に移譲しねじれが解消したことによるもので、これを除くと実質的には前年度並みとなります。ただ県税収入が前年度当初予算より減収が見込まれるため、「貯金」に当たる財政調整基金180億円を取り崩し(残高530億円)収支を均衡させた形になっています。
委員長を務める県民・スポーツ常任委員会関連予算ではスポーツ関係の予算は前年度より7億1514万円多い22億5720万円で、とりわけラグビーW杯、東京五輪・パラリンピック開催に向けて準備作業が活発化してきた事がうかがえます。今後、大会開催に向けて本県に多くの観光客が来訪することから、文化振興や国際交流を所管する県民局とスポーツ局の両局が連携し、予算以上の効果があがるよう進めてまいります。
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