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町田版 公開:2013年6月20日 エリアトップへ

春の花壇コンクールで最優秀賞を受賞した「ゆうゆうガーデン花クラブ」の代表 中尾 あけみさん 鶴川在住 64歳

公開:2013年6月20日

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花の生命力(パワー)をみんなに

 ○…「嬉しいより先に『ビックリ』しましたね。それからみんなで手に手をとって喜んだわ」。先ごろに行われた「春の花壇コンクール」で「最優秀賞受賞」の知らせを受けた時の感想をこう述べた。老人ホーム「悠々園」内の花壇ボランティアの代表として、メンバーと同園職員をつなぐ重要な役割を務める。

 〇…「利用者や訪問者が花を見て喜んでくれるのが一番」。民生委員時代に同園と関わりを持った。「理事長や施設長が花壇作りに一生懸命で、お手伝いのような形で参加した」ときっかけを話す。もともと花や土いじりが好きで別のグループでも活動していた。「花は愛情をかけるとその分応えてくれる。小まめなケアで、小さな苗が大きくなり、花壇に景色が出来上がっていく。その過程がとても楽しい」とほほ笑む。

 〇…兵庫県神戸市出身。結婚して上京し、3人の娘さんを育て上げ、現在は旦那さんと末娘さんとの3人暮らし。上2人の娘さんは近くで暮らし、孫息子が2人ずつ。「よく家に集まるんだけど、男の子4人はもう戦争よ。疲れるけどすごく楽しいし、癒されるわ」と屈託なく笑う。「いつまでも元気で孫と遊べる体力作りをしなくちゃ」と週4回の体操教室も楽しんでいる。

 〇…「地域や周りの人たちの協力があってこそのこの受賞なので、すごく嬉しい」。石ころだらけだった土地を改良し、鶏糞・牛糞など基本的なケアをして土を作ってくれた施設長たちや、引き抜いた苗を厚意で引き取ってくれる近所の畑などへの感謝を忘れない。また近隣の植物園や県外などへの研修ツアーを行っており、それはメンバー同士や職員との親睦を深める大事な機会となっている。「コミュニケーションが楽しい。草むしりなど大変な事も多いけど、身心の健康につながっています」と目を輝かせた。「メンバーを増やしてもっと良い花壇を作りたい」。その目はすでに秋のコンクールに向けられている。
 

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