県政報告【14】 相鉄全駅にホームドア設置へ大和駅は2020年度末までに導入 公明党 神奈川県議会議員 谷口かずふみ
相模鉄道(相鉄)は11月2日、全駅にホームドアを設置すると発表しました。2022年度末までの整備を目指す方針です。
このうち大和駅、二俣川駅、湘南台駅については2020年度末までに、海老名駅は2019年度末までに導入する予定です。横浜駅は、今年2月に設置しています。
ホームドア設置にあたっては、ホーム自体の補強工事や、定位置停止装置(ホームドアと車両のドア位置が合うように列車を停止させるため、運転士のブレーキ操作を支援する装置)の準備工事などが行われます。
県の補助制度導入を推進
鉄道駅における事故が相次いでいることから、私は2011年の県議選初当選後から一貫してホームドアの設置を推進してきました。
国土交通省は、原則として2020年度までに1日平均乗降人員が10万人以上の駅にホームドアを設置する方針を打ち出していますが、ホームドアは設置費用が高く、また相互乗り入れにより車両のドアの位置が異なることなどから、2011年当時、県内では設置がほとんど進んでいませんでした。
そこで、公明党県議団は2013年6月の代表質問で、国の補助に加えて、県としても設置費用を補助し、鉄道事業者の後押しをするよう強く求めました。
その結果、神奈川県は2014年度に補助制度を導入。その後、東急東横線の横浜駅や菊名駅、武蔵小杉駅などでホームドアが設置。JR京浜東北線の鶴見駅でも工事が行われています。
一方、小田急電鉄も今年6月、大和駅を含めた11駅で2022年度までにホームドアを設置すると発表しており、県の助成制度導入を追い風に整備が加速しています。
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