県政報告【3】 脳脊髄液減少症、保険適用へ 公明党 神奈川県議会議員 谷口かずふみ
「なまけ病」や「仮病」と疑われ、無理解と心ない言葉に苦しむ人。重篤で寝たきりになって職を失った人。「脳脊髄液減少症」の方々が抱える苦しみは計り知れません。この病気は、交通事故やスポーツなどで頭部や全身を強打することで脳脊髄液が漏れ、頭痛や目まいなどを引き起こすもので、患者は数十万人とも推定されています。治療は保険の適用外のため、多額の費用がかかります。
そこで公明党は長年、保険適用を政府に強く求めてきました。その結果、今年1月に厚生労働相の諮問機関が、治療に有効なブラッドパッチ療法の保険適用を承認。4月から適用される予定です。
患者団体と連携 県知事への要望や意見書
私もこれまで患者団体の方々と連携し、県知事への要望や署名活動、保険適用を政府に求める意見書を県議会で提案するなどの活動をしてきました(意見書は可決)。
今後も、医療従事者への詳細な情報提供や診断基準に満たない18歳未満の症例研究、この病気に対する社会的な理解をさらに広げていくことなど、残された課題に取り組んでいきます。
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