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緑区版 公開:2024年2月22日 エリアトップへ

科学の不思議に興味津々 子どもが東工大生に学ぶ

教育

公開:2024年2月22日

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実験に臨む小学生たち
実験に臨む小学生たち

 区内長津田町にキャンパスを持つ東京工業大学の学生たちが講師を務め、小中学生に科学の魅力を伝える「おもしろ科学実験教室2024」が2月17日、長津田地区センターで開催された。昨年、緑区が同大と協力して初めて実施した際に好評を博したため、今年も開催が実現した。

デンプンと酵素使い実験

 小学生向けの講座では、地域の児童14人が参加。学生たちのサポートを受けながら、デンプンと酵素のはたらきについて学んだ。大学生は白米にヨウ素溶液を垂らし、コメが青紫色に変わる様子を見せたほか、変色する仕組みをスクリーンを使って図解。子どもたちは興味津々な様子で見入っていた。

 また子どもたちは、ジャガイモ、ニンジン、タマネギなどさまざまな野菜などにヨウ素溶液を垂らし、食品によって変色の具合が異なることも観察。さらに、だ液やダイコンなどに含まれる酵素がデンプンを分解することも学んだ。実際にデンプン溶液を入れたパレットの穴に、ダイコンの酵素液を時間差で垂らしていき、その後ヨウ素溶液を使って色の変化を観察。分解の進み具合によって透明になったり、濃い青紫色になったりする様子を確認した。

「好奇心旺盛で有意義」

 鴨居小学校でサイエンスクラブに入っていたという碓井晴仁くん(4年)は「色が変わるのが不思議だった。大学生が何でも教えてくれて良かった」と話した。

 同大の平野明日香さん(3年)は今回の講座について「好奇心旺盛な子が多く、すでにたくさんの知識を持っている子もいた。有意義な時間になった」と振り返った。

 また中学生向けの講座には7人が参加。「身のまわりの発光現象〜生物発光と化学発光〜」と題して実験が行われた。

色の変化を見て、酵素がデンプンを分解することを学んだ
色の変化を見て、酵素がデンプンを分解することを学んだ

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