「みんなで子ども見守る」 中山町在住の松岡さん
待機児童解消を目指すなど、子育て支援に力を入れる横浜市。緑区で未就学児をもつ親の子育てに関する相談を受けつけているのが、地域子育て支援拠点「いっぽ」。その活動を引張るのが同施設を市と共に運営するNPO法人グリーンママ代表の松岡美子さん(中山町在住)。
3月には、松岡さんがメンバーに名を連ねる、市内で子育てに関する取組みを行う人たちなどで構成され、各区の子育て環境についてメールなどで情報交換を図る市民団体「よこはま一万人子育てフォーラム」が男女共同参画社会の実現に積極的に取り組んだとして市の「男女共同参画貢献表彰」を受けた。
松岡さんは「子育ては母親だけでなく、全ての人が”人間”として関わっていくものとして仲間と共に活動してきました。これまでの地道な活動が評価されてうれしい」と喜ぶ。受賞と同時期に、鈴木隆横浜副市長に、同フォーラムでまとめた、”横浜の子育て”に関する今後の指針を示した提言書を手渡した。「これからの10年を見据えて行動していく必要があるので」と松岡さん。
「そろそろ次の世代に活動を引き継ぎたいんですよ」と現在子育て中の母親たちへ自分たちの手で子育て環境を作っていく”思い”を伝えていきたいと考えている。松岡さんがこの活動に取り組むきっかけとなった自身の子どもは今年、25歳に。
「社会全体で子どもを見守る環境を作りたい。子どもがいて良かったと、みんなが思える街にしていきたいですね」
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
|
|
|
|
|