新治谷戸田を守る会(掃部(かもん)義幸会長)が6月6日、新治里山公園で田植えを行った。
同会は、新治町にある水田の保全を目的に活動するボランティア団体。耕作者のいない田んぼと周辺の貴重な植物の保護、自然に親しみ豊かな人生を送ることなどを目的に活動している。
参加した約70人のボランティアは、それぞれ15人程度のグループに分かれ、横一列に並び手作業で苗を縦30センチ・横25センチの等間隔で植えていった。田んぼ周辺をシオカラトンボが舞う中、参加者らは「もうひと頑張りしましょう」と、お互い声を掛け合い、汗を拭いながら作業に取り組んでいた。
同公園の水田面積は約4反。昨年は「キヌヒカリ」や「まんげつ」など、約1トン(約17俵)を収穫し、参加した会員に配ったほか、販売も行ったという。
掃部会長は「昔ながらのやり方で田植えを行っている。自然と触れ合うことで、みんなの心に良い影響があれば」と話した。
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