(公社)神奈川県歯科医師会(松井克之会長)は6月20日、横浜市中区の県歯科医師会館で新型コロナワクチン接種の研修会を開催した=写真。
歯科医師がワクチン接種を行うためには日本歯科医師会が実施しているeラーニングの研修に加え、座学を含めた筋肉内注射実技研修会への参加が必要。今回の研修会はワクチンの打ち手が不足している現状を踏まえ、接種できる医療従事者を増やすことが目的だ。
当初の募集定員に対して大幅に超える参加申込があり、当日は6回に分け、計360人の歯科医師が参加。東海大学医学部の太田嘉英教授の指導の下、正確な接種位置などを学んだ後、参加者が相互に食塩水を使い、筋肉内注射を実施した。
同会の小笠原美由紀副会長は「いつ接種要望があるか分からない。国難の中、県民のために歯科医師会として協力していきたい」と話している。
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