山下地域ケアプラザ(北八朔町218の13)で4月27日、「終活かるた大会」が開催された。
これまでの人生を振り返り、万が一に備えて治療や介護、葬儀などについての自身の希望や家族への伝言などを残しておく「エンディングノート」。「終活かるた」はエンディングノートに関係する内容をかるたにしたものだ。
参加したのは、同地域ケアプラザで行われたエンディングノート講座の参加者で構成するグループ「山っぱれ塾」のメンバー。かるたを8枚とって優勝した大山玲子さんは「自分に関係する札があった。頭も使うし運動にもなる。来てよかった」と笑みをこぼした。
かるたは全部で43組。かるたの句は「捨てるもの思い出たくさんあるものは昔山積み今データ」「金より大事健康寿命」など、メンバー自身で考え、グループに持ち寄って作り上げた。また、かるたのイラストは同地域ケアプラザの自主事業に参加している玉田寿美緒さんが制作した。
同地域ケアプラザ社会福祉士の渡邉宏美さんは「子どもの頃に遊んだかるたを使って、後回しになりがちなエンディングノート作成を明るく楽しいものにできたら」と思いを語る。
また、かるたセットを2組製作したため、「神経衰弱」にして楽しむこともできるという。今後は周辺のサロンでも貸し出しをする予定だ。
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