中川小学校150周年記念式典実行委員会の委員長を務める 宮本 毅さん 牛久保東在住 79歳
代々見守る母校の歴史
○…11月に150周年式典を控える母校・中川小学校の記念式典実行委員会委員長の大役を拝命した。「本来なら連合町内会長の役なのでしょうが、『せっかくなら卒業生に』と話を振っていただいた。特別な思いもあるのでお手伝いさせていただくことにしました」と感謝する。式典の内容は6月に入り全体像が固まり本格的に動き出してきた。「地域とつながりが感じられる式典になれば。私自身も楽しみ」と気合をみなぎらせた。
○…8人きょうだいの末っ子。父もきょうだいも自身の子ども3人も皆、中川小学校に通った。自身はまだ現在の中川中学校のグラウンドに校舎が建っていた頃。給食の脱脂粉乳や校庭での映画上映会など色褪せない思い出が口をついて出る。ニュータウンの開発で、区外に出た同級生が戻ってきたケースも多く、最近まで同窓会も定期的に行っていた。学校には今でも昔の遊びを教えに行ったり、下校時の見守り活動をしたりと、「後輩」たちとの交流が続いている。
○…墓誌には初代の没年が寛文元(1661)年と刻まれており、350年以上続く地元の名士。長兄が地元消防団の分団長をしていたこともあり、「憧れもあった。人のために役に立つ仕事ができれば」と市消防局に入局する。若い頃は火災も多く、現場では大火に囲まれ、命の危険にさらされたことも。警防部長時代には沖縄サミット、有珠山噴火や玄倉川の水難事故などでは、現場への派遣責任者として指揮を揮った。
○…式典まで約半年。「子どもたちに夢や希望を与え、学校や家庭、地域に誇りを持てるような行事にしたい」と使命感に燃える。子どもたちには「校章の若竹のように明るく育ってほしい」と目を細めた。
〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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