鶴ヶ峰まちかど広場(鶴ヶ峰2丁目21の12)を区民から親しまれる広場にしようと、4月2日から27日まで旭土木事務所が区民から意見を募集している。寄せられた意見は、今後の整備検討に生かされる。
鶴ヶ峰まちかど広場は旭区制25周年記念事業の一つとして、1995年3月に使用を開始。噴水があり、「水と緑の小広場」として整備された。
以前は池の水が循環していたが、昨年3月11日の東日本大震災以降、節電意識の高まりにより、節電対策の一つとして、水の流れを生み出すポンプを休止した。池に水が張られていないので、人が落ちないよう12月からは転落防止ネットが設置されている。
旭土木事務所によると、鶴ヶ峰まちかど広場について、昨年に「ベンチ等を置いた休憩スペースにつくり替えてほしい」「噴水を撤去し、噴水のない広場に改修してほしい」など市民から意見が寄せられたという。広場が区制25周年の記念施設ということもあり、ホームページで区民からの意見募集を呼びかけ、今後の整備検討に取り入れることにしたという。旭土木事務所は、「多くの人が憩い、集える親しみやすい広場にしていきたい」としている。
今後は意見を取り入れながら、今年度中に広場の整備に向けた検討が進められていくという。
有効活用すべきとの指摘も
広場がある鶴ヶ峰商店街協同組合の白井博理事は、「今のままでは通行人が足を止めることも少ない。ただの広場になってしまっている」と指摘。「四季折々で広場を活用したイベントを開催するなど、スペースを有効利用すべき。花をたくさん植えるなど、地域の人の目を引くようにしてほしい」と話している。
意見はメール、FAX、郵送で受け付け中。集まった意見は取りまとめられ、6月中ごろまでに最終イメージ図とあわせて、旭区役所のホームページで公開される予定だ。
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