若葉台夏まつり 太鼓で華 星槎中高のグループが出演
若葉台連合自治会(山岸弘樹会長)らによる夏の恒例行事「若葉台夏まつり」が7月28日、若葉台公園で開催された。昨年に続き、地元の星槎中学校・高校の生徒、卒業生らによる「創作和太鼓集団・打鼓音」(渡邉晃伸代表)が出演し、会場に彩りを添えた。
同イベントは「若葉台まつりの会」(堀進会長)が実行委員会を発足し企画。今年で32回目となった。
夕方には、地元の星槎中学校・高校(金子肇校長)で活動する「創作和太鼓集団・打鼓音」が登場した。
昨年4月に旧若葉台西小学校の跡地に移転開校した同校は、「早く若葉台地域の一員に」との思いから、連合自治会・山岸会長の紹介がきっかけで昨年の夏まつりに初出演した。
打鼓音のメンバーは22人。年間100カ所以上で演技し、保育園や小学校での指導など太鼓を使った地域交流にも力を注いでいる。また、活動の場を日本だけでなく海外にも広げており、ハワイやメキシコでの出演経験も持つ。
昨年は日本太鼓協会等が主催する和太鼓コンテストに出場し、東日本地区で優勝後、全国大会の「太鼓祭inくまがやドーム」に出場。2万人の観衆が見守るなか、組太鼓部門に出場し「日本一」をつかみ取った。
今年は大会優勝の自信もあり、会場からの声援を受けのびのびとした演技を披露。「会場の皆様からの応援を聞き、地域の一員として受け入れられていることを実感した」と同団体の渡邉代表は話す。
住民参加で盛り上げ
実行委員会には600人近くが所属し、模擬店や会場警備まで全て委員の手で行う。また今年も「花火募金」を募り、自治会などからの協賛金や、地域住民による寄付など約170万円の資金を集め、約2千発もの花火を打ち上げた。
まつりの会の堀会長は「地域に関わる全員の参加がイベントを成功させる。このまつりを通して、みんなが若葉台を故郷と思うきっかけになれば最高に嬉しい」と話した。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|