厚木商女子ソフト V2メンバーに鶴中5人 主将・米本さんら
市立鶴ヶ峯中学校出身の生徒5人が所属する、県立厚木商業高校女子ソフトボール部(宗方貞徳監督)が「北信越かがやき総体」に出場し、2年連続7度目の優勝を果たした。5人は各々の役割で、2連覇に貢献した。
同部に所属する鶴ヶ峯中学校出身のメンバーは、主将の米本栞さん(3年)、宮寺千秋さん(同)、山口唯さん(2年)、福田栞さん(1年)、柵木(ませぎ)香南さん(同)の5人。鶴中時代にもソフトボール部で一緒にプレーしていた5人は、良き友であり、良きライバルという先輩後輩同士だ。
主将として全国制覇チームをけん引してきた米本さんは、ソフトボールの名門に憧れて同校に入学したという。毎朝1時間ほどかけて通学し、強豪校の厳しい練習に加え学業もこなしてきた。ハードな生活も「日本一を獲りたいという気持ち」で苦にならなかったと、この3年間を振り返る。
念願だった全国制覇を果たした米本さんは「この瞬間のために毎日厳しい練習に耐えてきた。今までの練習の成果を今大会で全部出し切れた結果、獲れた日本一。夢を達成できて本当に嬉しい」と喜びをかみしめていた。
同じく3年生の宮寺さんは、中学時代に県大会での優勝を経験し「次は全国優勝をしたい」との目標を掲げ同校に入学した。最後の夏である今大会では惜しくもベンチ入りはできなかったが、応援団としてチームを盛り上げ、優勝に貢献した。宮寺さんは「試合には出られなかったが、応援隊としてチームの一体感を出そうという思いで声を出した」と話した。
米本さんと同じポジションの遊撃手で練習に励む1年生の福田さんは「先輩たちと同じようにインターハイで堂々とプレーすることが目標。同じポジションの米本さんを超えるプレーヤーになりたい」と、全国優勝を遂げた先輩の勇姿から刺激を受けていた。
同校は準決勝、決勝ともに1―0の僅差の勝利で、全5試合完封勝ち。宗方監督は「守り勝つというチームカラーが存分に発揮された。ベンチ入りしていない選手たちの応援も大きな勝因の一つ」と話した。
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