40歳以上の横浜市民が対象の「よこはまウォーキングポイント」事業が11月1日から始まった。参加者は当初予定した5万人を突破。市は今年度新たに3万人を追加募集するなど市民からの注目も高い。ポイント化するための専用リーダーは、旭区内でも36カ所の商店や施設に設置されている(11月7日時点)。
よこはまウォーキングポイントは高齢化が進む中、楽しみながら健康づくりをしてもらおうと開始。横浜市初の事業で、参加者に歩数計を無料配布し、計測した歩数をポイント化する。一定ポイント以上を貯めた参加者には商店会などで使える商品券が抽選で当たるというもの。パソコンやスマートフォンで歩数記録やほかの参加者との順位などを確認することもできる。
参加者は10月末に5万人を突破。現在は追加で3万人を募集している。市健康福祉局は「ウォーキングは気軽にできる運動で、人気も高い。景品が当たることなど楽しい要素を含めたこともあり、好評を得られたのでは」と話す。市では4年間で30万人の参加者を見込んでいる。
旭区でも高い関心
初期設定やポイント獲得のためには、歩数計を読み取り装置の専用リーダーにかざす必要があり、現在、市内約500カ所の店舗や施設に設置。今後は1000カ所以上を目標とする。
旭区内でも商店や地域ケアプラザなど36カ所に専用リーダーが設置されている。区内設置場所の一つの鶴ヶ峰商店街協同組合事務所は10月27日から設置を開始。「設置初日は60人以上の利用者が来た。その後も1日に5、6人は来ていて、関心の高さを感じる」と事務員は話していた。
申込書は旭区役所福祉保健課窓口などで配布しており、登録後に歩数計が送付される。参加者の負担は送料630円のみだが、予定数に達した場合は翌年度以降の登録となる。
|
<PR>
旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|