横浜F・マリノスと東京ヴェルディのOB戦などが行われるヨコハマサッカーフェスタが11月28日(土)、ニッパツ三ツ沢球技場=神奈川区=で開かれる。イベント内で使用される大型ビジョンの映像を、東希望が丘の横浜システム工学院専門学校(杉山勝巳学院長)の情報デザイン科が担当する。
同イベントは、マリノスやヴェルディのOBや民間企業などが発起人となり、スポーツや地域振興などを目的に開催。元プロ選手の井原正巳氏や城彰二氏、都並敏史氏、北澤豪氏、ラモス瑠偉氏など総勢40人のOB選手が集まり、子ども向けのサッカー教室やトークライブ、両クラブのOB戦などを行う(選手は変更になる場合あり)。
学生らが担当するのはOB戦のときに大型ビジョンで放映される映像制作。横浜市が行う産学連携プログラムでの実績などから、実行委員会から依頼を受けた。「学生らしい自由な発想で、思い切り作ってほしい」と塩田哲也実行委員長は期待する。
「貴重な経験」
実行委員会からは8月に依頼を受け、現場視察などを経て10月から作業を開始。現在は産学連携プロジェクトの映像制作も同時進行しており、限られた時間の中、作業を行う。金田栞さんは「なかなか経験できることではない。依頼されたからには、真剣に取り組まなければならない」と気を引き締める。
往年の名選手らが登場することから、映像は重厚な雰囲気にし、「レジェンド感を出した」という。普段使用することのないプログラムなども用い、磨きをかけた。同科教員の伊集院正人さんは「高度な技術も使ったので、成長にもつながったと思う。まだ完成していないが、期待以上のものができている」と話した。
イベントは午前10時〜午後4時。OB戦は無料(先着4千人)。(問)事務局【電話】03・5459・1393
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