神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2016年4月7日 エリアトップへ

「オール横浜」で施策推進 林市長、新年度の決意語る

政治

公開:2016年4月7日

  • LINE
  • hatena
インタビューに答える林市長
インタビューに答える林市長

 2016年度のスタートにあたり、本紙では林文子市長にインタビューを行った。林市長は中期4か年計画の折り返しとなる新年度を「横浜の未来のカギを握る年」と位置付け、市民、企業、行政が一体となった「オール横浜」で施策を推進したいと決意を語った。

 総額1兆5143億円、前年度比1・3%増のプラス予算となった一般会計予算について林市長は、「細かな検証に基づいて策定した無駄のない予算」とし、「人の力の発揮支援、経済の活性化、にぎわいづくり・まちづくりの3つを柱に、横浜のさらなる発展に必要な施策をしっかり盛り込んだ」と自信をみせた。

国内外に魅力発信

 重点施策としては「都心臨海部や山下ふ頭の再整備」をあげ、「市庁舎移転に伴う関内・関外地区の活性化についても方向性を定めたい」と戦略的なまちづくりを進める考えを示した。

 観光MICEでは、パシフィコ横浜隣接地に建設する新MICE施設の整備を進めるほか、来年開かれる「全国都市緑化フェア」「アジア開発銀行(ADB)総会」「横浜トリエンナーレ」を国内外に横浜の魅力を発信できる好機と捉え、「にぎわいを創出できるよう準備していく」と意気込みを語った。

外資系企業を誘致

 米アップル社の技術開発拠点建設や資生堂グローバルイノベーションセンターの横浜進出などの成果が出ている企業誘致については、「引き続き力を入れ、特に外資系企業の誘致を増やしたい。誘致のためのシンポジウムやセミナーには私自身も積極的に参加していきたい」とトップが率先して取り組む姿勢を示した。

インバウンド対策も

 19年ラグビーW杯決勝戦開催や20年東京五輪・パラリンピックなどで、訪日外国人の来街がさらに増加することを見据え、16年度予算では新たに「商店街インバウンド対策支援事業」を計上。「専門家によるセミナーを開催するほか、外国語対応や免税店手続きを希望する商店に対し、助言やコンサルティングを行う」と支援策を説明した。

 また、市内に8300カ所ある無料のWi-Fi環境を拡充。市営地下鉄全40駅や市バス全800車両にもアクセスポイントを整備していくとした。

働く女性を積極支援

 新年度予算では、女性の活躍支援に取り組む企業に対する「公共調達の優遇措置」や「事業主行動計画の策定支援」などの施策を盛り込んだ。「特に市内で99%を占める中小企業の理解が深まるよう積極的に支援していきたい」と強調した。

 また、市内経済団体などで構成される協議会を新たに設置。情報交換や成功事例の共有などを通し、官民一体となって働き方の見直しを進める意欲を示した。

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

今の風景を次世代へ

写真と楽しむ会

今の風景を次世代へ

原中コミスクで作品公開

4月25日

活性化へ3者協定締結

若葉台団地

活性化へ3者協定締結

大学の専門性を生かす

4月25日

歩道橋にEV設置へ

三ツ境駅北口

歩道橋にEV設置へ

市、25年度の完成目指す

4月18日

知る会で地域住民と交流

ウクライナ避難民

知る会で地域住民と交流

鶴ヶ峰の犬飼さんが企画

4月18日

森ラボ(旭区)が受賞

横浜・人・まち・デザイン賞

森ラボ(旭区)が受賞

地域住民と芸術作品制作

4月11日

「居場所」担い20年

親子のひろばまんま(瀬谷区)

「居場所」担い20年

25日から周年行事

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook