「第41回横浜市ミニバスケットボール春季大会」が行われ、男女ともに旭区勢が優勝した。男子では左近山ミニバスケットボールクラブが初優勝を飾り、女子は東希望が丘ミニバスケットボール部が大会を制した。
同大会は市内を北部・中部・南部・西部の4地区に分け、各地区予選を勝ち抜いた代表16チームが出場。6月11日から25日にかけてトーナメント戦が行われ、優勝を争い熱戦が繰り広げられた。
旭区対決制し初の頂点
左近山男子は中部予選を2位で通過。センターを中心としたプレーやセットプレーを持ち味に長津田第二、汐見台、上菅田を破り、決勝戦へ進出した。
決勝戦は中部地区予選1位・東希望が丘との旭区勢対決。序盤はリードを許す展開となったが、攻め・守りともにバランスの良いプレーを見せて34対31の逆転勝利で初優勝を果たした。キャプテンの戸井田碧仁(あおと)君は「東希望が丘に勝ててうれしかった。チームワークで攻撃も守備も頑張れたと思う」と振り返る。
初の市大会制覇に菅原健一監督は「女子チームや保護者の応援や支えが大きな力となった。全員で勝ち取った勝利」と喜びを語った。春季では神奈川県大会などの上位大会はないが、秋季大会では全国大会出場を目標にしており、さらに熱を入れて練習に励んでいる。
経験生かして制覇
全国大会出場歴のある東希望が丘女子は、中部予選を1位で突破した。初戦のレッズ宮前、続くソサエティJr.をともに大差で下し、順調にトーナメントを勝ち上がった。
準決勝の相手は過去に負けていた優勝候補の一角・榎が丘。キャプテンの小西愛さんは「ここがヤマ場だったけど、自分たちのペースで試合を運べるように練習してきた成果が出せた」と話し、この試合に37対26で勝利。勢いそのままに決勝戦では別所を40対22で退け、大会を制した。
佐々木淳一監督は「女子チームは昨年度も試合に出ていた子が多く、経験が生きたと思う。皆が一生懸命に取り組んだ結果が出た」と選手たちを称えた。夏には関東各都県から強豪チームが集まるさざ波大会に参加予定で、レベルの高いチームと交流してさらなる飛躍をめざす。
なお男子では東希望が丘が準優勝。女子では川井と今宿がベスト8に入り旭区勢が健闘した。
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