横浜市内全域で開催中のダンスフェスティバル「Dance Dance Dance@YOKOHAMA2018」の一環として8月22日、県立希望ケ丘高校をプロダンサーが訪問。ダンス部の生徒たちに、技術や表現力などの向上を目指して指導した。
2012年に初開催された同イベントは、3年に1度行われている日本最大級のダンスフェスティバル。3回目となる今回は、8月4日から9月30日までの期間でジャンルや国籍、性別、世代、障害の有無を超えた230以上のプログラムが市内全域で展開されている。
プロダンサーが高校のダンス部を訪問し、指導を行う「ダンス部応援プロジェクト!」は、次世代育成事業の一環として、フェスティバル開催2回目の15年に初めて実施。今回は、希望ケ丘高校を含む市内9校で実施されている。
同校では、ダンス部とブレイクダンス部の生徒約50人が参加した。指導を行ったのは、多くのアーティストの振り付けやバックダンサー、インストラクターも務めるNaNaさん。07年にメジャーデビューし、シンガーとしても活動している。この日はワークショップとして、約1時間30分にわたり、生徒たちに指導を行った。
NaNaさんはストレッチから始め、順にジャズとヒップホップダンスの動きを一つずつ確認。自身が歌い、作詞作曲もした楽曲「DREAMER(ドリーマー)」に合わせてレッスンも行い、歌詞の意味を確認しながら表現力も磨いた。生徒たちはNaNaさんの機敏な動きに感嘆しながらも、懸命に取り組んでいた。後半は生徒による発表もあり、NaNaさんからは「もっと恥ずかしがらずに」「ヒップホップらしく、もっと生意気な表情を出してアピールを」などのアドバイスがあった。
終了後、ダンス部の部長を務める蓮沼紗季さん(2年)は「とても良い刺激になった。ダンスを通じて、もっと多くの人とつながれるように頑張りたい」と振り返っていた。NaNaさんは「自分にしかできないスタイルでダンスを伝えたかった。生徒たちが、自由に自分の道を歩んでくれたら」と話していた。
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