上白根の大原西公園愛護会(澁谷八郎会長)がこのほど、「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞した。全国から105団体、横浜市内からは4団体が選ばれ、5月18日に鳥取県で表彰された。
同表彰は花と緑の愛護に顕著な功績があった民間団体の功績を称え、緑化推進運動の模範として表彰するもの。都道府県、政令指定都市、地方整備局などの各長から推薦のあった民間団体を審査委員会が審査し、今年は全国105団体が選出された。18日に鳥取県で開催された「第30回全国『みどりの愛護』のつどい」の式典で表彰式が行われ、受賞団体に賞状が贈られた。
自治会全世帯が担う
上白根の大原西公園では、1976年5月から愛護会が活動。公園が立地する白根台第九自治会の全世帯が愛護会を担う形で会が構成されていることが特徴で、地域が一体となって40年以上活動を続けている。
活動は樹木の手入れや花壇の管理などが中心。そのような定期的な活動に加え、グラウンドゴルフなどの際にも公園を必ず清掃するなど、週に4、5回は活動を展開しているという。長年同会に携わる90代の会員は「活動が日々の活力となっているから、雨の日でも公園の様子を見に来るよ」と笑顔で話すなど、「花と緑と人が一体のまちづくり」を目標に会員たちが積極的に活動に励んでいる。
「さらに素敵な公園に」
さらに日頃の活動にとどまらず、同公園は防災訓練やもちつき大会といった地域行事の会場としても利用されており、「地域の寄り合いの場になっている」と澁谷会長。近隣の上白根小学校が授業に活用するなど多世代に利用されており、地域内で大きな役割を果たしている。
受賞に対して澁谷会長は「会員全員の地道な努力が評価され、本当にありがたく名誉なこと。この表彰を励みにして、皆でさらに素敵な公園にしていきたい」と話した。
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