神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2019年9月19日 エリアトップへ

プログラミング必修化 全小学校に民間支援員 教員向けにICT指導

教育

公開:2019年9月19日

  • LINE
  • hatena
タブレットの操作法を教えるICT支援員
タブレットの操作法を教えるICT支援員

 2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育。市教育委員会では今年度から全小学校を対象に、指導力の育成を目的とした支援員を定期的に派遣している。必修化を約半年後に控え現状を聞いた。

市教委が派遣

 プログラミング教育とはコンピューター技術を学ぶだけではなく、プログラミングを通じて物事を論理的に考える力や課題解決能力などを育むことがねらい。単独の授業科目があるわけではなく、学校現場では主に算数や理科の授業の中での導入が想定されている。

 授業では教員にもタブレット端末を使った動作が求められるため、市教委では授業や業務でパソコンやタブレットなどの機器設定や操作説明、デジタル教材の作成支援などを行う「ICT(情報通信技術)支援員」を今年度から全ての公立小学校へ定期派遣を始めた。横浜市が民間業者に業務委託し、約70人の支援員が1カ月に2回のペースで担当校を訪問している。

授業補助も

 9月6日に支援員が来校した平沼小学校=西区=では、4年生の図工の時間でプログラミングアプリを使い、自分が手描きした絵をタブレット上で動かす授業が行われた。

 担任が操作を実演し、児童は「タッチされた方向を向く」「10マス進む」など画面上の反応を指示したブロックを組み合わせて絵を動かすことに挑戦した。

 支援員の加藤真澄さんは、プログラミングアプリを使った授業をしたいという教諭の要望を受け、事前にテーマ設定などをアドバイス。アプリの操作方法を教諭に指導したほか、授業中には操作方法の分からない児童への手助けなどを行った。授業を行った松田剛教諭は「支援員と事前に相談できたことで理解度の差が生まれにくい授業をすることができた。授業中のサポートもして頂き有り難い」と話す。

 一方で常駐ではない分「支援員がいないと一人だけで授業をするのは難しい」というのが今後に向けての懸案事項で、職員有志で支援員の活用ノウハウを学ぶ研究会も立ち上がっている。

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

今の風景を次世代へ

写真と楽しむ会

今の風景を次世代へ

原中コミスクで作品公開

4月25日

活性化へ3者協定締結

若葉台団地

活性化へ3者協定締結

大学の専門性を生かす

4月25日

歩道橋にEV設置へ

三ツ境駅北口

歩道橋にEV設置へ

市、25年度の完成目指す

4月18日

知る会で地域住民と交流

ウクライナ避難民

知る会で地域住民と交流

鶴ヶ峰の犬飼さんが企画

4月18日

森ラボ(旭区)が受賞

横浜・人・まち・デザイン賞

森ラボ(旭区)が受賞

地域住民と芸術作品制作

4月11日

「居場所」担い20年

親子のひろばまんま(瀬谷区)

「居場所」担い20年

25日から周年行事

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook