旭区が誕生した10月1日から3日にかけて、区制50周年を祝う給食「旭区ランチ」が区内の公立小学校と特別支援学校で提供された。児童らに地元への愛着を持ってもらいたいと、栄養士らが独自に企画した。
これは区内小学校の栄養士が集まる研究会が、昨年度から企画してきた取り組み。50周年を機に児童たちが旭区を知り、地元に愛着を持つきっかけにしてほしいという思いで準備を進めてきた。
市内他区での取り組みを参考に、研究会のメンバーは地元産の食材を使うメニューを検討。JA横浜や区役所などの協力を得て、旭区産のサツマイモを使用することを決めた。そこから栄養バランスや価格などを考慮し、最終的には「あさひ」にちなんで50周年のロゴマークがついた「『あ』さひくん焼きのり」、「『さ』つまいもと豚肉の揚げ煮」、「『ひ』じきと卵のスープ」に決定。麦ごはん、牛乳と合わせて「旭区ランチ」と名付けられた。
栄養士が解説
給食は旭区が誕生した10月1日に合わせ、1日から3日にかけて実施。区内の全公立小学校と特別支援学校で、合計約1万3千食が提供された。
2日に実施した左近山小学校では、4年1組の児童に対して同校の栄養士・和泉千絵さんが給食に使われたサツマイモを生産する農家の写真を見せながらメニューを解説。児童たちは「サツマイモが特においしい」などと笑顔で話し、記念の給食を味わっていた。
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