地域での居場所づくりや生活支援などがテーマの「誰もが地域で活き活きと暮らすために〜旭区生活支援体制整備事業フォーラム〜」が11月6日(水)、旭公会堂と区役所で開催される。社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会が主催し、横浜市内で初の試みとなる。
横浜市では2016年度から「生活支援体制整備事業」として誰もができることを大切に、自分らしくいきいきと暮らせる地域を目指して事業を展開。旭区内でも高齢者が集うサロンや、買い物が不便な地域での移動販売、乗り合いバスによる移動支援など、生活を支えるさまざまな取り組みが進められている。
同フォーラムは事業の開始から3年が経過した今年を一つの区切りに今までの取り組みを振り返り、今後の展望を考えることを目的とする。区内では個別の取り組みに関する地区を越えた連絡会はあったが、事業全体の状況を共有する場はこれまでなかった。そこで区内の13地域ケアプラザや旭区社会福祉協議会が中心となり、全体の情報共有や活動周知を図ろうと市内でも先駆けとなるフォーラムが企画された。
区内外の事例紹介
当日は社会福祉法人中央共同募金会の渋谷篤男常務理事による基調講演や、「交流・居場所」「生活支援」「見守り・つながり」という3つの分科会に分かれて各地のサロンや生活支援ボランティアなど区内外の取り組みが紹介される。同協議会・生活支援コーディネーターの梅木博志さんは「旭区でもサロンなどの活動が進んでいるが、実際はまだまだ知らない方も多い。活動する人、参加する人共に裾野を広げていきたい」と話す。
参加無料。午後1時30分から4時まで。定員300人、直接会場へ。12月にはフォーラムの一環で企業や施設などによる事例紹介も予定。詳細は同協議会【電話】045・392・1123へ。
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