神奈川県警察主催の「大切な命を守る」中学・高校生作文コンクールでこのほど、県立二俣川看護福祉高校(中尾)の上原明日香さん(看護科2年)が生活安全部長賞を受賞。今回は区内からは唯一の受賞となった。
身近に経験した事件・事故に関することや、人間関係の大切さに関することなどを盛り込みつつ、命の大切さに関する考えを表現した作文を募る同コンクール。各地の警察関係団体では、犯罪に遭った人々やその家族などの置かれた状況や気持ちを伝えるために「いのちの大切さを学ぶ教室」を展開。コンクールではこの教室を受講した中高生を中心に公募を行い、毎年多くの作品が寄せられている。
今年は中高合計で2067作が集まり、中学・高校それぞれ5作の入賞作品を決定。旭区からは二俣川看護福祉高の上原さんが、生活安全部長賞を受賞した。
「相手を思って」
12月10日には旭警察署で賞の伝達式を実施。同署の佐藤修署長から上原さんに対し、賞状が手渡された。
上原さんの作品は「相手を思って」と題し、自身の経験から感じた相手にされて嫌なこと、傷ついたこと、助けてもらったことなどを文章で表現したという。「同じ思いをしている人たちに気持ちが伝わればいいなと思って書きました。自分の思っていることが他の人の役に立てば」と上原さん。佐藤署長は「言葉の大切さ、重みを感じさせてくれる作品だった」と評価した。
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