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旭区振り込め詐欺 件数は県下ワースト2位 20件増加も、額は減少

社会

掲載号:2020年2月6日号

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 旭区内で昨年1年間に発生した振り込め詐欺の被害件数が104件(暫定値)で、神奈川県下で2番目に多かったことがわかった。被害額は前年を下回ったが、カードをすり替える手口が急増。被害が続く状況に旭警察署(佐藤修署長)では注意喚起を続けている。

 同署によると、2019年に発生した振り込め詐欺被害は104件、約1億3800万円(ともに暫定値)。前年と比べて件数は20件増加し、県内では2番目の多さとなった一方、被害額は約9500万円減少した。

「カードすり替え」注意

 手口をみるとオレオレ詐欺が49件、還付金が12件、架空請求が6件、キャッシュカードなどをすり替える職権盗が37件となった。「金融機関の職員等を装った者が言葉巧みに暗証番号を聞き出してカードを預かる」といった職権盗は、前年と比べて32件も急増。同署生活安全課の担当者は「公的機関や銀行の職員、たとえ警察官を名乗ったとしても、すぐに信じてはダメ。『キャッシュカードを預かります』という言葉は詐欺だと疑って」と注意を呼び掛けている。

 手口はさまざまあるが、共通するのは入口が電話ということ。そのため同署では、対策として留守番電話設定や電話の内容を鵜呑みにせず自分で家族や金融機関などに確認することを推奨。また旭防犯協会では、通話音声を録音する機能などを備えた迷惑電話防止機器を貸し出しており、区内での被害抑止に努めている。

コンビニが現場に

 区内にも多数あるコンビニエンスストアにはATMや電子マネーなどを扱う端末が設置され、振り込め詐欺の犯行・被害現場となることも多い。

 昨年12月16日には、ファミリーマート横浜上白根店で未遂事案が発生。同店を訪れた高齢女性が店内のマルチメディア端末を長時間操作していたことから、目的などを確認すると「3000円を支払えば、1億円以上の支援を受けられる」というような詐欺の手口と発覚。同署へ通報し、被害を未然に防いだ。

 この功績に対し、1月30日には佐藤署長が同店の河野智之店長に感謝状を贈呈した=写真。佐藤署長は「被害が増えている中で、とても貴重な1件。今後も注意を続けてほしい」と話した。

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