左近山地域ケアプラザで8月1日、手洗い講座が開かれた。新型コロナウイルスの影響が続く中、感染予防に役立ててほしいと企画。年代問わず参加し、チェッカーという器具で正しい手洗いができているか確認した。
手洗いのチェックは施設の衛生関連の研修などでよく行われているというが、同所で一般向けに企画されたのは初めて。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から人を集めるイベントの開催が難しい中で、「この状況でも参加してもらう意味があることをしよう」と企画された。
光で汚れ確認
講座は参加人数制限や、マスク着用などの対策を講じて実施。旭区役所が貸し出している汚れやウイルスに見立てた蛍光塗料と、光を当てることで塗料が落ちているか確認できるチェッカーを活用して行われた。
当日は5回に分けて実施され、合計23人が参加した。説明を受けると参加者全員が塗料を手に塗り、まずは普段通りの手洗いを実践。チェッカーで確認すると、手の甲や爪、指の股などに塗料が残ることが多かった。
その後、同所の職員から正しい手洗いの手順を聞いた上で、改めて塗料を塗って手を洗うと、1回目と比べて多数の人の手がきれいに。参加者からは「(最初は)うまく洗えなくて悔しかった」「手が汚れていないか気になるようになった」といった声があがった。企画を担当した同所の橘操さんは「この講座をきっかけに、少しでも手洗いを意識してくれて予防につながれば」と話した。
旭区役所では手洗いの重要性を伝えるために、普段からチェッカーと蛍光塗料を貸し出している。器具に関する詳細・問い合わせなどは、旭区生活衛生課食品衛生係【電話】045・954・6166へ。
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