旭区(下田康晴区長)はこのほど、地域SNSアプリ「ピアッザ」を運営するPIAZZA株式会社(矢野晃平代表取締役・東京都中央区)と行政情報の発信や地域交流に関する連携協定を締結した。ピアッザ内に新設された「旭区エリア」ページを活用し、利用者同士が情報交換するなど、地域コミュニティの活性化が期待されている。
ピアッザは、事前に登録した利用者同士で地域の情報を交換し合う、インターネットのコミュニケーションツール。PIAZZA(株)は、東京・大阪など国内各地で自治体と協定結び、地域に特化したページを開設している。横浜市内では「港南区エリア」や「港北区エリア」などがすでにスタートしており、「旭区エリア」は「保土ケ谷区エリア」「泉区・瀬谷区エリア」とともにサービスが開始された。
協定式はオンラインで
相鉄沿線に位置する旭区・保土ケ谷区・泉区・瀬谷区。4区は2019年の「相鉄・JR直通線」開業を契機に、地域の魅力向上や活性化を図るための取り組みを検討してきた。その一環として2月19日、オンラインで各区がそれぞれPIAZZA(株)と連携協定を締結。「行政情報の発信」「住民同士のコミュニティの形成」などで連携していくことが確認された。
子育て世代を応援
ピアッザはスマートフォンにアプリをダウンロードし、会員登録すると無料で利用できる。主な利用者は、子育て中のファミリー層。「おすすめランチ」「ママ交流会」「パパ交流会」などのグループが用意されており、利用者同士で身近なイベントや不用品の譲り合い、子育て相談など、地域に密接した情報の交換を行うことができる。また、旭区の区政情報や災害・防犯などの情報を得ることもできる。旭区区政推進課の担当者は「SNSを通じてできたつながりが、顔の見える地域のコミュティに広がっていってほしい。また、これまで行政の情報に接することが少なかった人たちにも、区の情報を知ってもらうきっかけになれば」と話す。
ピアッザのダウンロードはPIAZZA(株)のHP【URL】www.piazza-life.comへ。
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