旭警察署管内の万騎が原交番が4月に統合され、所定場所を巡回する「アクティブ交番」が導入される。すでに南万騎が原駅前などでデモ開設が行われ、地域の治安を守る新た拠点として準備や周知を進めている。
アクティブ交番はワゴンタイプの車両で、2人体制で警察官が対応する。機動力を生かしてパトロールを行うとともに、定められた時間・場所でテントの下に机と椅子を設けて交番を開設。遺失物の届け出や各種相談への対応など、これまでの交番と同様の業務を行う。
神奈川県警察では交番や駐在所などの適正配置を進め、事件事故への対応力向上や施設維持を進めるために「神奈川県警察交番等整備基本計画」を策定。この計画に基づき、現在は県内全体で471カ所ある交番の統合を進め、2029年度までに400カ所程度にする方針だ。
県内12カ所から
まずは今年4月に万騎が原を含む県内12カ所の交番を統合。統合後の治安対策として、各署にアクティブ交番が導入される。旭区内には現在、万騎が原を含めて13交番、2駐在所があり、万騎が原は南希望が丘交番と統合される。
旭署管内で現在決まっているアクティブ交番の開設場所は南万騎が原駅前の「みなまき みんなのひろば」、大池町のこども自然公園駐車場。さらにもう1カ所を選定中で、地域住民からの要望や事件事故の発生状況などに応じて随時検討していくという。
3月11日からはデモ開設を始め、初日は南万騎が原駅前で実施された。4月以降の開設スケジュールは県警ホームページで掲載される。
同署の担当者は「愛称は旭区の花にちなんで「あさがお号」です。開設中は気軽に声を掛けてください」と話す。
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