二俣川銀座商店会の新会長 目黒 惠一さん さちが丘在住 58歳
「うちが一番」店に誇りを
○…現在、79店舗が加盟する二俣川銀座商店会。美容院や接骨院、居酒屋…。通りには新旧入り交ざった店がずらりと軒を並べる。「個々が競争意識を持ち、『地域一番店』を目指すこと」。それが商店会全体の活性につながり、目標とする「旭一番の商店会」をつくるという。「会長を引き受けた以上は、頑張って盛り上げていきたい」。すでに頭の中は直近のイベント開催のことでいっぱいだ。
○…同商店会では昨年、「街コン」を初めて開催。当日は約200人を超す人が訪れた。7月3、4日には二俣川初となる、はしご酒をするイベント「ちょい呑みフェスティバル」の開催を控えている。「若手の役員が頑張ってくれてうれしい。参加店も盛り上がっているし、きっと成功するよ」と期待をにじませる。今年度は以前から計画していた、LED対応の街灯が設置されるなど新たな動きもある。商店会のリーダーとして、勢いは加速する。
○…アパレル会社勤務などを経て34歳の時、二俣川にやきとり処「い志井」を開店。この道に進んだのは、同グループ創業者を父に持つ友人の存在と、い志井本店でのアルバイト経験が大きい。「いつも満席で活気があって。焼き鳥屋の仕事が大好きだった」。今は日中の仕込みは担当するが、店に立つのは木曜日のみ。中には、あえて木曜を狙って店を訪れる常連客も。新鮮な肉とうまいタレに昔から自信がある。「二俣川で焼き鳥と言ったら、うち」と豪快に笑う。
○…声が大きくて、短気な一面も。昔は悪酔いした客を怒鳴って帰らせたことも数知れず。「『怖い焼き鳥屋』なんて言われたこともあったな。今はだいぶ丸くなったけどね」。自身が変わったように、商店会内でも2代目が活躍するなど変化が生まれている。「今も若手の理事に助けられてる。若い人にはもっと入り込んでもらいたい」。どうしたらお客さんに来てもらえるか。仲間とともに策を練る。
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