神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2014年5月22日号 エリアトップへ

子育て支援拠点 若葉台商店街に開所 空き店舗活用 団地再生へ

社会

掲載号:2014年5月22日号

  • LINE
  • hatena
「気軽に寄ってもらいたい」とメンバー
「気軽に寄ってもらいたい」とメンバー

 若葉台団地商店街ショッピングタウンわかばに5月22日、「わかば親と子のひろば そらまめ」が開所した。運営を担うのはNPO法人若葉台(白岩正明理事長)。空き店舗を活用して、未就学児と保護者が気軽に集える場を目指し、団地再生に向けた街全体での取り組みとして期待される。

 「そらまめ」はショッピングタウンわかば内の「カメラのキタムラ」隣に開所。未就学児(0〜3歳)の親子が気軽に集まり、自由に過ごせる「ひろば」として活用する。また、子育てに関する相談を受け付けるほか、子育て情報の発信なども行っていく予定。若葉台に住んでいなくても利用が可能だ。

 利用できるのは平日の午前10時から午後3時。土日祝日は休館日となる。利用には1家族ごとに会員登録(年会費500円)が必要で、1回の利用ごとにお茶代などとして100円が必要となる。

地域一体で街づくり

 「そらまめ」は、運営するNPO法人若葉台のほか、若葉台子育てささえあい連絡会(三村治子会長)が運営協力、若葉台連合自治会(山岸弘樹会長)、神奈川県住宅供給公社(猪股篤雄理事長)・若葉台まちづくりセンター(常盤徹雄理事長)が支援。「若葉台」の街全体をあげて子育て支援に取り組む形だ。白岩理事長は「街づくり全体の中で、子育て支援に取り組んでいくその第一歩」と話す。

 背景にあるのは進む少子高齢化だ。1979年に分譲が始まった若葉台団地では現在、人口が1万5373人(2013年)と、ピーク時の2万683人(92年)から約5千人減少。高齢化率は35%を超える。

 白岩理事長は「子育て世代が若葉台を選んでくれるような、『循環型』の街を目指した取り組みのひとつ」と説明する。三村会長は少子化が進む中、子ども同士の触れ合いが減ることで、親の孤立も生まれることを指摘する。その上で、「常設の子育て支援拠点の必要性を強く感じていた。そらまめが自然発生的な交流の場になっていくようにしたい」と話した。

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

今の風景を次世代へ

写真と楽しむ会

今の風景を次世代へ

原中コミスクで作品公開

4月25日

活性化へ3者協定締結

若葉台団地

活性化へ3者協定締結

大学の専門性を生かす

4月25日

歩道橋にEV設置へ

三ツ境駅北口

歩道橋にEV設置へ

市、25年度の完成目指す

4月18日

知る会で地域住民と交流

ウクライナ避難民

知る会で地域住民と交流

鶴ヶ峰の犬飼さんが企画

4月18日

森ラボ(旭区)が受賞

横浜・人・まち・デザイン賞

森ラボ(旭区)が受賞

地域住民と芸術作品制作

4月11日

「居場所」担い20年

親子のひろばまんま(瀬谷区)

「居場所」担い20年

25日から周年行事

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook