5月28日に行われる合同歌声喫茶実行委員会の実行委員長を務める 木村 早苗さん 中尾在住 70歳
元気生み出す歌声を
○…5年目を迎える区内全ての地域ケアプラザが一堂に集まる「合同歌声喫茶」。今年は初の試みとして、地域主導でイベントを運営する。「今まではチケットの売れ行きなんて気にしなかったけど、今回は違う」。各地区のケアプラザに自ら足を運び宣伝活動するなどした甲斐もあり、チケットはほぼ完売。「楽しく歌って、家に元気を持ち帰ってほしい」と約470人の歌声を耳にするのを心待ちにする。
○…今宿地域ケアプラザで活動する「歌声喫茶オアシス」の代表を務める。実行委員会のスタッフはオアシスのメンバーで構成されていて、選曲から歌集製作、備品発注など仕事は多岐にわたった。要の選曲は「リンゴの唄」や「高校三年生」など「学生時代に歌った、みんながよく知っている歌」を中心にした。「はじめは自分たちでやるなんて考えられなかったけど、何とかできた。次はほかのグループと協力もして、もっと大きなホールで開いてみたい」とこっそり夢を明かす。
○…東京都目黒区出身。幼いころから音楽が大好きだった。「昔は商店会や海水浴場、街中にスピーカーから音楽が流れてた。最近は少ないですよね」と少しさみしそう。20代では社長秘書を務めた。勤務地の銀座には、ハワイアン喫茶やシャンソン喫茶、名曲喫茶など生演奏を楽しむ場所がたくさんあった。歌声喫茶にも足を運んだが、当時は見知らぬ人と肩を組み山の歌などを歌うのが主で、あまりしっくりこなかったという。巡りめぐって歌声喫茶も変わり、今では自分にぴったりの場となっている。
○…旭区には結婚を機に移り住み、今年で40年目。自宅でも常に音楽が流れていて、中でもディズニー音楽が好き。最近は「アナと雪の女王」がお気に入りだ。ディズニーランド・シーにもよく訪れる。「ショーが目的!」といい、同じショーを2回観ることも。「早くまた行きたい」と楽しそうに話し、アクティブな一面ものぞかせた。
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