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旭区版 公開:2016年4月14日 エリアトップへ

「コーヒーマスター養成講座」で講師を務める 犬飼 康雄さん 白根在住 61歳

公開:2016年4月14日

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「生活の句読点」を入れる

 ○…「良いコーヒーをおいしく普及させたい」。鶴ケ峰地域ケアプラザなどで昨年4月から実施している「マスター入門講座」で講師を務める。おいしいコーヒーの入れ方を伝え、文字通りコーヒーマスターを増やす同講座。教え子の数は、これまでにのべ50人を超えた。「講座を受けてくれた人がおいしいコーヒーを地域の中に広げてくれることに喜びを感じる」と充実感を噛みしめる。

 ○…鶴ヶ峰にある自家焙煎珈琲店「陽のあたる道」の店主を務める。カフェスペースと、こだわりの焙煎室を持ち、店内にはコーヒー豆の香りが漂う。「おいしいコーヒーを飲みながらくつろいでもらいたい」。月に数回、ミュージシャンなどを招待して行うミニライブ「小さな音楽会」は50回の節目を目前に控える。「地域の人たちに愛されるような店であり続けたい」

 ○…コーヒーを心から愛している。大学を卒業後、都内の生命保険会社で30年間勤務した。学生時代から好きだったコーヒー。会社員時代は「毎日、昼休みに喫茶店へ通った」。転機は55歳の時。会社を早期退職した。東京の南千住にある老舗カフェのセミナーを受け、翌年から本格的に同店で焙煎の修業を開始。無我夢中で始めた自身の店は、気が付けば開業から4年が経った。ここまで一人でやってこられたわけではない。傍らには共に店を回してきた妻の存在があった。「家内がいてくれて成り立っている」。はにかむ表情が温かい。

 ○…「コーヒーは生活の句読点」。香り豊かな一杯を口にしながら、自身の悩みを相談する人もいる。「お店を頼りにしてくださるのは嬉しいですよ」。目指すのは、訪れる人の「心の拠り所」だ。学生のころからフォークソングに夢中。店名は当時から好きだったグループ「ザ・ナターシャ・セブン」の曲から拝借した。「店の前が陽のあたる道だしね」。冗談を言いながら過ごす午後のひと時が、訪れる人の心に陽をあてる。

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