旭区(下田康晴区長)はこのほど、2018年度の区政運営方針を発表した。基本目標は「未来へ可能性の広がるまち 旭〜『安心』『健やか』『ふるさと』〜」。地域コミュニティを中心とした人々のつながりで課題解決し、「笑顔と活気にあふれるまち」を目指す。
2019年に区制50周年を迎える旭区。区内では今年4月に二俣川駅南口再開発ビルが完成したほか、2019年度下期の相鉄・JR線直通、2022年度下期の相鉄・東急線直通などが続き、新たな活力を生み出す大きな転換期を迎えている。一方で、旭区はすでに人口が減少傾向にあり、少子高齢化が進むなど、抱える課題も多い。区は今年度、さまざまな課題解決に向けた事業に取り組んでいく。
旭区の今年度の区政運営方針の柱は、【1】「安全・安心なコミュニティ」、【2】「健やかな生活と成長支援」、【3】「ふるさとの魅力づくりと継承」の3つ。36の自主企画事業(約1憶176万円)や局と連携した事業などに取り組む。
【1】「安全・安心なコミュニティ」で取り組む「災害に強い区づくり事業」では、大規模災害発生時に設置される福祉避難所の開設・運営の訓練を行う。そのほか、昨年度に引き続き行われる「大規模団地再生モデル事業」など、災害や福祉、防犯関連事業に取り組む。【2】「健やかな生活と成長支援」の中の「子育て支援事業」では、妊娠期からの地域とのつながりづくりなどの子育て支援のほか、新たにベビーマッサージ教室に取り組む。また、健康寿命を延伸させる取り組みとして「健康生活支援事業〜旭ウオーキングムーブメント創生〜」を実施。ウオーキングを推進するための指導者の育成や講座の拡充、ウオーキングコース上に健康アドバイスのプレートを設置するなど、ウオーキング環境の整備にも力を入れる。【3】「ふるさとの魅力づくりと継承」では、来年の旭区制50周年に向けた「旭区誕生50周年記念事業」に取り組んでいく。今年度は50周年の直前の年となるため、区と実行委員会が協力し、機運醸成に向けた取り組みを進める。そのほか、旭区の魅力を発信するため、「商店街振興事業」「あさひの逸品事業」に取り組むほか、帷子川のアユの遡上範囲拡大に取り組む「河川環境整備」、農業を身近に感じる機会を設け、関心を高めるための「旭区の『農』の魅力PR事業」などに取り組んでいく。区政運営方針は旭区HP(http://www.city.yokohama.lg.jp/asahi/)でも公開されている。
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