横浜旭ロータリークラブの会長に新しく就任した 佐藤 真吾さん さちが丘在住 51歳
人としての学び ロータリーで
○…さまざまな職業人が集い、地域に根差した奉仕活動を行っている横浜旭ロータリークラブの第51代会長に7月から就任した。旭区と同時に誕生した同クラブも今年設立から丸50年。「節目の年に会長を務めることに責任の重みを感じている」。会員数は減少傾向にあるが、「体験例会をきっかけに活動を知ってもらい、同じ志を持つ仲間を増やしていきたい」。若手の経営者に向けて発信していく考えだ。
○…不動産から建築、リフォームまで手掛ける、さちが丘の「藤松産業(株)」の代表を務める。同クラブに入会したのは2002年、34歳の時だった。最年少で右も左も分からなかったが、会員たちとの出会いが「財産になった」と振り返る。「はるかに年上の先輩会員が、新米の自分に分け隔てなく接してくれた」。会社では経験できない人としての学びをロータリークラブで得た。「自分も先輩と同じように、後輩に思ってもらえることが目標」と微笑む。
○…東日本大震災以降、クラブでは災害対策委員会を設立し各地の被災地支援に尽力してきたが「現地に寄り添った迅速な支援」が課題になっていた。検討を重ね、クラブとして災害に備えるため昨年秋に「横浜旭ロータリークラブ災害支援基金」を設立。今月から施行を開始した。「より効果的な支援につなげるのが目的。災害時に迅速に動けるように、出来ることを始めたい」と力強く話す。
○…妻と息子2人の4人家族で、旅行に行くのが趣味の一つ。建築家という仕事柄、伝統建築物を見ることが好きで、国内では京都をたびたび訪れ神社仏閣を回るという。「数年前の冬に見た雪の金閣寺は素晴らしかった」。旅先で心に焼き付けた美しい景色をエネルギーにして、地域活動と仕事に奔走する。
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