旭区青少年指導員連絡協議会の会長を務める 濱本 茂之さん 中希望が丘在住 61歳
楽しんで親子の手助けを
○…青少年の健全育成を目的に、毎年自然体験活動や学校音楽祭、大なわとび大会などを企画している旭区青少年指導員連絡協議会。4月から新会長として、新たな一歩を踏み出した。これまでも仕事と地域活動の両立は簡単ではなかったが、「せっかくやるからには楽しく」と前向きな気持ちで活動に励んできた。
○…青少年指導員としての活動は今年で11年目。自治会の青年部で活動していたところ、声が掛かった縁で活動を始めた。この10年でさまざまな出来事があったが、一番の思い出は大なわとび大会。歴代最多記録が出た際に審判として回数を数え、2000回を超える大記録に間近で立ち会った。会場は一体となって盛り上がり「青少年指導員をやっていなかったら、できない経験」。何もわからないところからのスタートだったが、いくつもの活動を経て「事業を通じて子どもたちや保護者の手助けをしていく」気持ちが強くなっていった。
○…出身は石川県。就職した海運会社が旭区に寮を持っていたことで、旭区に住んで早30年以上が経つ。仕事と地域活動で忙しい日々を送る中での楽しみは、時折出掛けるドライブや旅行。「自分は仕事柄海外も多く行ったけど、妻は行ったことがない場所もあるので」と、家族と一緒にさまざまな場所を巡る時間が息抜きとなっている。
○…新型コロナウイルスの影響で定例会が開けず、例年と違った困難を抱えるが、「対策をとりながら、昨年までの行事を形を変えてできることはやっていきたい」。学校や地域と連携しながら、これから本格的に子どもたちが楽しめる形を模索していく。「コロナ禍でストレスを抱えている人も多いと思うので、少しでも外に出て楽しんでもらいたい」
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