笹野台小学校(飯田雅人校長)と笹野台中央商店会(関敏幸会長)は50周年を迎えたことを記念し、商店街の街灯に特製のフラッグを掲示している。コラボ企画として商店街マスコットキャラクターも作成。学校・保護者・地域がともに半世紀の節目を祝う。
昨年度50周年を迎えた笹野台小学校は、昨年11月に記念式典を行うことを目指し、2019年7月に50周年実行委員会(熊谷雅彦実行委員長)を発足。定期的に委員会を開き準備を進めてきたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延を受けて催しは延期となっていた。
こうした中でも、コロナの影響を受けるまちを明るくしたいと考えた同校6年2組(当時)の児童たちは、笹野台中央商店会のパン屋「風のパン」に協力を依頼し、50周年を祝う「笹小メモリーパン」を考案。今年2月の販売初日には約240個が完売するなど、まちに活気ももたらした。
また、今年5月には、1年越しの周年記念行事としてバルーンリリースや人文字航空写真撮影を実施。11月25日には記念式典を予定している。
マスコットの名前募集中
さまざまな試みを展開する中で、同実行委員会は今年50周年を迎えた笹野台中央商店会と協力し、コラボ企画を行うことを決めた。
ひとつが商店街の街灯に飾る記念フラッグの作成だ。片面に商店会50周年を祝う言葉を記載し、もう片面に小学校の周年を祝うため校内に掲示されている児童の絵を用い、50周年実行委員会と商店会でデザイン。各クラスと学年で計25枚のフラッグを作り、7月31日に取り付けを行った。
もうひとつが商店街マスコットキャラクターの制作。笹野台の名に着想を得て、商店街を守る笹の妖精たちを作成した。髪の毛は笹の葉、黄緑・緑・黄色の服には約半世紀にわたり商店街を見守ってきたシンボル的存在の時計がモチーフとして描かれている。
このマスコットキャラクターを地域に愛されるものにしたいと、現在キャラクターの名前を地域住民らに募っている。誰でも応募可能で、期間は8月31日(火)まで。商店街の各店舗に置かれている応募用紙にそれぞれのキャラクター名とその理由などの必要事項を記入し、店舗に設置された応募箱に投函する。
50周年実行委員会は「商店会や地域の方々と周年を一緒にお祝いできうれしい」とコメント。笹野台中央商店会の関会長は「今後この商店街マスコットキャラクターをチラシなどにも活用して展開していきたい」と語った。
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