「東北・関東太平洋沖大震災・復興支援募金・港南桜のつどい」が4月2日、南台小学校と笹下中学校、その周辺で実施された。
これは笹下連合町内会(清水鐵夫会長)が主催し、今年で37回目を迎える「港南桜まつり」を東日本大震災のチャリティーイベントに代えて行ったもの。名称変更のほか、桜道や校庭で予定していた神輿やパレード、近隣の小中学校児童生徒による演奏などを中止し、会場では義援金や支援物資を受け付けた。
桜は1分咲き程度だったものの当日は穏やかな晴天に恵まれ、会場は「例年並みかそれ以上」(主催者発表)となる約3000人の来場者でにぎわった。「街に活気を取り戻そう」という同連合の総意で実施に踏み切ったものの、「人出があるか不安だった」という清水会長は、この盛況ぶりに「感謝の一言に尽きる」と話していた。
孫を連れて来場した区内在住の宮内ふじ江さんは、全国的にイベントの自粛が相次いでいることについて「子どもの楽しみまで奪わなくてもよいのでは」と話す。また、「本当は被災地に行って手助けしたい気持ち。まずは義援金を送ることで支援していきたい」と語っていた。
会場で募った義援金や同連合からの寄付金は総額95万5712円。さらにタオルや文具などの支援物資がダンボール40箱、ランドセル104個が集まった。これらは行政機関を通じて被災地に送られるという。
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