能面90点が一堂に 面友会が30回目の作品展
上大岡の能面教室「面友会」(渡辺松霜(しょうそう)会長)が3月23日から28日まで、神奈川区の「かなっくホール」で第30回能面展を行った。
この能面展は、生徒や渡辺会長などの作品を発表する場として毎年開催されているもの。会場には生徒らが制作した般若や小面、釈迦など約90点の能面が展示された。東日本大震災の後で開催が危ぶまれたが、会期中は約500人が訪れる盛況ぶり。来場者は作品1つひとつを食い入るように見つめ、能面の魅力を堪能していた。
友人とともに見学に訪れたという杉江勘治さんは、「能舞台では面をじっくり見ることはできないけど、ここなら1つひとつ見ることができる。面は見れば見るほどに引き込まれていく。奥深くて面白い」と語った。
渡辺会長は「今回は30回目という節目の開催だった。地震後にも関わらず多くの方に来ていただき感謝している。40回目の開催を目指し、また作品を作り続けたい」と話していた。
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