mioka 再開発組合が大臣表彰 港南区から3年連続受賞の快挙
昨年4月にショッピングセンター「mioka(ミオカ)」をオープンさせた上大岡C南地区市街地再開発組合は、まちづくりの推進に功績があった「まちづくり功労者」として国土交通大臣表彰を6月15日に受けた。今年度は全国から45の団体が選ばれたが、港南区内の団体の受賞は3年連続。改めて港南区はまちづくりの先進地域であることが証明された。
同省は住民の積極的な参加による豊かで潤いのあるまちづくりを推進するため、毎年6月を「まちづくり月間」と定め、魅力あるまちづくりに功績のあった個人・団体を表彰している。
今回は再開発事業により、周辺道路の拡幅整備など交通環境の改善や歩行者の回遊性向上、商業・住宅・生活利便施設の集積を図り、駅前にふさわしい商業の活性化、居住人口の定着に貢献したとして同組合が選ばれた。6月15日には同省で渡辺克美理事長が表彰状を受け取った。
渡辺理事長は受賞の喜びを語り、回遊性に関しては「上大岡に大型家電量販店が2店あることによる効果や東西連絡通路などが良かった」と手応えを話した。また、同じく再開発事業だった、ゆめおおおか地区、カミオ地区と合わせて中心部の活性化は進んでいるとし、「今後はゆめおおおか、カミオなどと連携して、『オール上大岡』のようなイベントを企画できれば」とする一方で、再開発周辺部に関しては「地元商店と一緒にフリーマーケットなどを検討し、周辺部の活性化も考えたい」と構想も語った。
渡辺理事長はミオカとゆめおおおかをつなぐペデストリアンデッキの屋根設置工事が進行中であることにもふれ、「ハードの仕事は大体終わった。これからはソフトの面。ミオカは再開発にかかった20年以上の歴史と重みがある。これからもミオカを皆で盛り上げていきたい」と抱負を語った。
港南区から3年連続
まちづくり功労者表彰の受賞は、一昨年の「上大岡マスタープランの会」、昨年の「港南台タウンカフェ」に続いて港南区から3年連続。横浜市都市整備局地域まちづくり課は「市内でも例がないこと。住民や活動団体の意識が高く、活動が活発であることの表れではないか」と話している。
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