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港南区・栄区版 公開:2011年7月7日 エリアトップへ

資源循環局港南事務所の所長に5月1日付で就任した 高橋 芳伸さん 逗子市在住 53歳

公開:2011年7月7日

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キーワードは”共存”

 ○…収集車1台が1日かけて回収するゴミの量は平均で約6・7トン。毎朝8時20分、港南区内に3400カ所あるごみ集積所に向かう収集車を「行ってらっしゃい」と見送ることから所長の1日が始まる。体力を使う仕事だからこそ、朝の見送りには「安全運転で無事戻ってきてほしい」と願いを込める。

 ○…「施設と地域は共存することが大事」が持論。きっかけは健康福祉局で障害者福祉施設の整備を担当した時のこと。地元住民へ施設の建設を説明するところから携わった。不安や反対の声に真摯に対応して理解を得る仕事は苦労もあったというが、「知らないことを不安に思うのは当然。施設は建てるだけでは意味がない。その必要性を理解してもらわないと」。今後は施設を造る立場ではなく、施設を切り盛りする所長として地域とどのように”共存”していくのか、その手腕を発揮する。

 ○…「作戦が上手くいったときが最高に気持ちいい」。高校生の時、「タッチフットボール」と出会い、熱中した経験を明かす。タッチフットとはタックルの代わりに両手で相手をタッチするなど、アメリカンフットボールのルールを応用したスポーツだ。年齢を重ねた今では、アメフト観戦が趣味。「戦術が大事なのは同じ。タッチフットを知っているから面白くてね」と、魅力を語り出すとより饒舌になる。スポーツの爽快感が良い気分転換になっているという。

 ○…港南事務所の仕事は家庭から出るごみの収集と、地域行事などでゴミ削減計画「3R夢(スリム)」の啓発の2本柱。それに加えて障害者や高齢者など集積所までごみを出すことが困難な人のため、玄関先までゴミを取りに行く「ふれあい収集」や、収集車による防犯パトロールも積極的に行う。「ゴミ収集を通じて地域社会に貢献し、地域社会に根ざした事務所づくりを」。明確な目標に向かい、所長は一歩を踏み出したばかりだ。
 

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