港南区内にある9つの区民利用施設が企画した「こうなん北エリア施設めぐりスタンプラリー」が10月1日に始まった。各施設を巡ってスタンプを集めると先着300人に記念品や認定証が贈呈されるもので、12月27日まで実施される。後援は港南区と(株)タウンニュース社。
企画のきっかけは昨年11月に開催された区内にある区民利用施設の交流会。偶然同じテーブルについた9施設の多くは急坂や丘の上などに位置し、その立地がネックとなって「近隣住民しか場所が分からず利用者が増えない」「イベントを企画しても参加者不足で思うようにいかない」といった共通の悩みを持っていた。
このことから、合同で施設をPRできるイベントの企画を1月より開始。藤沢市で行われている七福神めぐりなどを参考に、楽しみながら参加できることを念頭に検討を重ね、スタンプラリー形式での開催が決まったという。
東永谷地区センターの水谷和代副館長は、「税金で成り立っている施設なので、数多く利用してもらうことで皆様に還元していきたい」とイベントを通じた知名度の向上に期待を込める。その一方、「成功するか否かは分からないが、9施設が合同で企画したことに意義がある。これが初めの一歩となれば」として、まずは開催を喜んでいた。
各施設もイベント開催
スタンプラリーの参加は無料。各施設を巡る順番は自由だが、ゴール地点のみ港南区民活動支援センターに定められている。スタンプを押印する用紙は各施設のほか、区役所地域振興課で配布中。
また、時間制限はなく休館日以外はいつでも訪問することが可能だが、期間中には10月23日(日)に桜道コミュニティハウスで開催される文化祭、上永谷コミュニティハウスで11月12日(土)・13日(日)に開催されるコミュニティまつりなど、各施設独自の催しも多数企画されている(表参照)。
スタンプラリーの詳細については、各施設まで問い合わせを。
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