神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2012年4月5日 エリアトップへ

3月19日付で港南警察署長に就任した 大越 紳二さん 港南区在住 56歳

公開:2012年4月5日

  • LINE
  • hatena

安全守る攻めの姿勢

 ○…「地域住民が地域に愛着を持っている」と港南区の印象を語り、そんな区民の安心安全を守るべく「住民や行政、各団体と連携していきたい」と意気込みを話す。第63代港南警察署長として3月19日に就任。辞令交付前日は誕生日だったが「翌日もたれないようにとお祝いの夕食はざる蕎麦だった」とはにかむ。

 ○…警察官を志した理由は「自分を根本から鍛え直そうと思ったから」。前職は事務機器の営業マン。「大学時代も就職も特に苦労をしなかった」。そんな自分に疑問を感じ、「厳しい仕事」という印象のあった警察官を志願。そしていざ飛び込んだ警察の世界は、やはり厳格で忍耐が必要とされるものだった。「自己中心的な行動はダメで、自分のペースでできないのが辛かった」。しかしそんな生活だからこそ他人を思いやる気持ちが育ち、仲間との間に強い絆が生まれた。

 ○…休日でも早朝6時に起床し、畳の上に座っている時間は1時間もないほど活動的。趣味は身体を動かすことで、登山やジョギング、庭いじりは腐葉土を山から掘り出してくるほどのこだわりよう。また、同期と飲みに行くのも楽しみの1つだ。そんな外向的な面とは裏腹に、家では自ら掃除、洗濯に励み、妻と娘にも口を出す。署長就任のため、今は家族と離れて暮らすが、「妻達は羽を伸ばしているはず」と笑い飛ばす。

 ○…10年前、大型トレーラーのタイヤがはずれ、歩行者が死亡する事故があった。自動車メーカーのリコールに発展するこの事件を捜査したことにふれ、「警察の醍醐味は、コソ泥から巨悪まで、地位、身分に関係なく正義の名において捕まえることができるところ」とやりがいを話す。その根底にあるのは警察学校で学んだ「検挙は最大の防犯」という心得。「どんな犯罪でも捕まれば減る。防犯と検挙の両輪が大事」と話し、犯人検挙への熱い気持ちを「鼠を捕らない猫はいらない」という言葉に乗せる。
 

京急百貨店

かみおおおかG.w.フェスティバル

https://www.keikyu-depart.com/

<PR>

港南区・栄区版の人物風土記最新6

加藤 正基さん

栄消防団長に就任した

加藤 正基さん

栄区長尾台町在住 64歳

4月25日

松永 朋美さん

4月1日付で栄区長に就任した

松永 朋美さん

旭区在住 54歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

大窪 太郎さん

3月19日付で栄警察署長に就任した

大窪 太郎さん

鎌倉市在住 54歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook