港南警察署は4月18日、港南区と共催で「犯罪インフラ撲滅キャンペーン」を区庁舎玄関前で実施した。
犯罪インフラとは、あらゆる犯罪の基盤となりうるもので、具体的には不正取得された携帯電話や偽造された身分証明書、偽装結婚などがこれにあたる。これらは振り込め詐欺や覚せい剤の密売などに悪用されることがあり、神奈川県警は昨年4月、本部や各署に撲滅対策推進本部を設置して対策の強化に乗り出している。
今回のキャンペーンは一般市民にあまり馴染みのない犯罪インフラについて知識を高めてもらおうと企画されたもの。当日は来庁者にチラシを配布しながら、身近で疑いのある行為がないか情報提供を呼びかけていた。
同署は「転売や譲渡目的の携帯電話契約や預金口座開設は犯罪の温床になり、名義貸しが犯罪になることもある」とし、むやみに第三者へ個人情報を教えないでほしいと訴える。また、国外へ違法送金する拠点を断つために、「外国人が頻繁に出入りしている場所など、不審に感じることがあれば相談を」と話していた。
情報提供は【電話】045・681・1274、神奈川県警察犯罪インフラ撲滅対策推進本部まで。
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