消防団が操法訓練 第４分団Ａ班が最高得点
最優秀隊に輝いた第４分団Ａ班
港南消防団（大津政美団長）と港南消防署は７月29日、資源循環局港南事務所の敷地内で消防団の消防操法技術訓練会を実施した。今回は日野地域を担当している第４分団のＡ班が87点という最高得点を獲得し、最優秀隊に輝いた。
これは団が年に１度行っている大規模災害を想定した訓練会。当日は可搬式小型動力ポンプを使用して、消防車両が乗り入れることができない狭い場所で、田んぼや河川、貯水槽からの送水を仮定。送水用ホースを３本連結して、火に見立てた的へ放水して倒れるまでの時間と各隊員による基本動作が審査された。
今回は各分団から５隊と特別参加が３隊、計８隊が参加した。最高得点を獲得した第４分団Ａ班の木村賢吏（けんじ）団員は「本訓練会に向けて分団の全員で訓練に取り組み、好成績を残すことができた。今後は実際の災害を意識して訓練に取り組みたい」と意気込みを話していた。また、加藤雅之署長は「直下型地震が発生すれば火災も増え、救助事案は多発する。そのためにも操法訓練は重要な位置づけ」と災害対策として訓練を重視していた。
第４分団Ａ班の構成団員は以下の通り。【指揮者】白駒典嗣、【１番員】木村賢吏、【２番員】村山洋介、【３番員】荒井徹、【補員】川口善之、田村一則（敬称略）。
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