社会復帰した受刑者の支援や犯罪予防活動を行う港南保護司会(小原敏彦会長)は7月18日、区内中学校の生徒指導専任教諭、小学校の児童支援専任教諭との意見交換会を安戸屋上大岡店で開催した。
両者は日頃から未成年の非行防止について連携をとりながら活動しており、昨年始まったこの会は児童生徒の諸問題に対応する教諭と保護司の交流を深めるのが狙い。当日は中学校区ごとに分かれ、各地区に配置されている保護司と教諭が不登校の児童生徒、いじめ、万引き等の問題について対策などを話し合った。
このほか、現在の区内における保護観察の状況について、保護観察を受ける未成年者は全体の6割にあたり、そのうち中学生は3人いると小原会長から報告があった。
笹下中学校の西村美津穂教諭は、「青少年の犯罪からの立ち直りを支えるため、保護司会からアドバイスをいただきながら学校ができる『居場所づくり』を一緒に考えていく」、小原会長は「犯罪をなくすのも保護司の大きな使命。現場の先生と絶えず連絡を取り合うなど地道な活動が大切」と話していた。
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