港南消防署は11月20日、21日の2日間、市営地下鉄上永谷車両基地で負傷者が多数発生した交通事故を想定した救助訓練を実施した。
今回の訓練は、何が起きるか事前に参加者に知らせずに実施。暴走した自動車が次々と人をはね、周囲の車にぶつかりながら建物に衝突して停車し、車内に閉じ込められた人や、壁と車両に挟まれた人など10人の負傷者が同時に発生するというケースが想定された。訓練では「他に負傷者がいないか確認しろ」との声が繰り返し響いていた。救助後には、負傷の度合いによって搬送に優先順位をつける「トリアージ」も行われた。
訓練を終えた同署の隊員は、「負傷者の多い事故になれば、駆け付ける部隊の数も増える。いち早く状況を把握し、他の部隊などへの情報伝達をよりスムーズにしなければならない」と課題を話した。
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